Link Station 復旧してみた【ファームウェア破損】

トラブル対応

LinkStation(NAS)が故障して、赤色ランプが6回点滅する状態になりました。
Baffaloのホームページで確認すると、ファームウェアが破損しているため、修理が必要とのこと。

今回、メーカーの修理には出さず、自分で復旧してみました。

TFTPサーバーを構築できる「TFTPD」というフリーソフトを利用するのが一般的なようですが、途中でうまくいかず、結局「Serva」という別のソフトウェアを利用することで無事に復旧できました。

なんか知らんけど、いきなり故障

最近使っていなかったNAS(LinkStation)を売りに出すため、ディスクの完全フォーマットをしました。
完了までは数時間から1日程度かかるので放置していたところ、いつからか赤色のLEDが点滅するようになっていました。(正常に完了すれば、青色LEDが点灯するはず)

電源も切れないので、コンセントを抜いて再起動。

状況は変わらず、赤色のLEDが点滅のまま。

Baffaloのホームページで確認すると、点滅の仕方でエラーコードがわかるらしい。うちのNASは、赤色が6回点滅する「E6」というエラーコードで、「ファームウェアが破損しているため、修理が必要」とのことでした。

売りに出すものをわざわざ修理に出すのも面倒なので、Webで調べて直してみることにしました。

調べてみると、同じような人がいた

Webで調べると、同じような赤色点滅で困っている人が何人か見つかりました。

自分で修理できた人もいて、とりあえずその通りにしてみました。

参考にしたのは、この記事 → NASのHDDを交換するぞ!LS-XH1.0TLの2TB化 後編

型番は違うけど、BaffaloのNASであれば同じ方法が使えるらしいので、さっそくやってみました。

試行錯誤を繰り返して、やっと復旧

トータルで4時間くらいを費やして、正常動作するようになりました。

まずは、参考記事どおりに…

上に書いた参考記事 NASのHDDを交換するぞ!LS-XH1.0TLの2TB化 後編 の通りにやってみました。

ファームウェアをBaffaloのホームページからダウンロードして、名前変えて、ごにょごにょして・・・(ていうか、この人は何故ファイルのパスワードを知っているんだろう)

一通り準備ができたら、「TFTPD」というソフトウェアを起動して、NASの電源ON!

赤点滅の状態で「FUNCTION」ボタンを押したら、青点滅に。(なんか、いけそうな気がする~)

DHCPサーバーからIPアドレスが取れない?

「TFTPD」で構築したTFTPサーバーからファイルが取得されたことは確認できたけど、ネットワーク上で見えない・・・どうやら、DHCPからIPアドレスが取れていない状態。

ルーターのDHCPサーバー機能を使わず、Windows上にDHCPサーバーを構築してみても、IPアドレスを取得した形跡が見られず。

この状態から、3時間くらい同じことを何度も繰り返しました。

「Serva」というソフトを使ってみた → 解決

DHCPサーバーを構築できるソフトを探していたところ、「Serva」というソフトウェアを見つけました。

見つけた記事は、これ → USBメモリでHTTP/FTP/DHCPサーバなどを高速に動かすフリーソフト「Serva」
HTTP/FTPなどに加え、TFTPやDHCPサーバーも構築できるとのこと。早速設定してやってみました。

serva_tftpserva_dhcp

FUNCTIONボタンを押して、青色点滅に変えるところまでは同じでしたが、少しするとファンの音が静かになり、今までとは違う挙動になりました。

「Serva」の画面を見ると、DHCPでIPアドレスが振られていました!

serva_dhcp2

その後は、参考記事の通りにファームウェアを更新することができ、無事に復旧することができました。

ちなみに・・・

最終的には、PCとNASを直接LANケーブルでつないで作業をしました。

PCの「ローカル エリア接続」のIPv4設定で「192.168.11.1」を手動で設定するようにしてやれば、無線LANルーターのIPアドレスをわざわざ変更する必要はありませんでした。

Buffaloの無線LANルーターを利用していて、ブリッジモードではなくルーターモードを利用している場合は、ルーター自体が「192.168.11.1」になっている場合があるので注意。

その場合も、PCのWi-FiをOFFにして、無線LANのネットワークから孤立させればOKかな…?

まぁとにかく直って良かったです。

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