私自身の話になりますが、過去に使っていたドメインを更新せず、そのまま放棄したことがあります。
ドメインというのは、わかりやすく言うと、メールアドレスの「@」より後ろの部分です。このブログで言えば、インターネットアドレス(URL)の「n2apps.jp」の部分にあたります。
新しいドメインに一本化して、古いドメインは使わなくなったため、一定期間リダイレクトした後はドメインを更新しませんでした。
今、ドメイン放棄したことを少し後悔しています。
ドメインを放棄するということ
使わなくなったドメイン
「ドメインが不要になる」というのは、例えば、
- ドメインを取得したが、他の新しいドメインに乗り換えて使っていない。
- 複数のドメインを所有していて、使っていないドメインがあるので整理したい。
など、いろいろな理由があると思います。(私の場合は、前者ですが)
この時、
「使わなくなったドメインをどうするか?」
ということを良く考えるべきなのは言うまでもありません。
古いドメインをどうする?
選択肢は 2つあります。
- ドメインを保有し続ける
- ドメインを放棄する
また、ドメインを放棄する場合、
- ドメインを更新せず、期限切れにする
- ドメインを売りに出す
という選択肢があります。
1.ドメインを保有し続ける
ドメインの更新費用を支払って、ドメインを保有し続けるということです。
.com / .orgなど、比較的安価なものなら良いですが、.jpドメインだと少し高くなります。
更新費用が負担にならなければ、この方法が最善であるといえます。
でも、更新費用もバカにはならないし、使わないドメインのために支払い続けるのも少し無駄なように思えますよね。
2.ドメインを放棄する
ドメインを放棄するには、特に何もしなければ構いません。
大抵の場合、ドメインは年単位で更新されるので、更新せず放置していれば自然とその権利を失います。
また、ドメインを売りに出すこともできます。
ドメイン放棄の危険性
ドメインを放棄すると、他人が取得できるようになるというのがデメリットです。
実際、私が使っていたドメインも海外の人に取得されて、現在は広告サイトにリダイレクトされるようになっています。
ドメイン放棄に関する記事がありましたので、ご紹介しておきます。
被リンクが多いドメインは要注意
被リンクとは「他のサイトからリンクされている」ということですが、これが多いドメインは比較的広告サイトなどに転用されやすいです。
例えば、自分が保有するサイトが他人のブログで紹介されて、記事内でリンクされているとします。そのブログを見た人が興味を持ち、リンクをクリックしたとしても、本来リンクされている自分が保有するサイトにはアクセスできません。
ドメインを取得した何者かによってリダイレクトされ、広告サイトにアクセスすることになります。
また、広告サイトではなく、ウイルスが埋め込まれたサイトにリダイレクトされる可能性もあります。
まとめ
ドメインは放棄した時点で、他の人に取得され、転用(悪用)される可能性があることを知っておく必要があります。
その可能性が少しでもある以上、ドメインは理由なく放棄するべきではない、と私は考えます。
もっと言うと、ドメイン取得の際に、
「このドメインを半永久的に使い続ける覚悟」
を持っておく必要があるとも言えます。
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